自然農法『まこもだけ』

農薬、化学肥料、除草剤、有機堆肥などの肥料分も一切使わず、土を耕すことなく大地の力で自然のままに育った『まこもだけ』。

市販のものは、肥料分をあげて大きく肥大化させますが、自然農法のものは肥料分は一切使っていないために、小さめ細めの『まこもだけ』となります。


背の高いマコモ(真菰)の自然農法の田んぼは、ジャングルのようです。

イノシシが通ったケモノ道を使って中に入り、鎌で草を刈りながら『まこもだけ』を探して収穫していきます。
効率よく並べて栽培しているものより数倍もの時間がかかります。

2メートル以上のマコモに囲まれ、空しか見えないので、迷路のようなケモノ道に迷ってしまった時は、ジャングル❗️と思いました。

マコモとは

自然農法の田んぼのマコモ。↑



水辺に群生するイネ科の多年草で、1～2メートルほどまで成長します。

日本では、全国の川や湖の水辺で見ることができますが、野生のマコモは食用にはなりません。

古来より“ 神が宿る草 ”といわれ、日本ではゆかりが深く、古事記や日本書紀にも「マコモ」が出てきます。

ブッタが病の人を、こも（マコモの敷物）の上で癒したとも言われ、各地の神社で御神体や霊草として、大切に使われてきました。

【まこもだけ】とは

食用の「マコモ(真菰)」は、秋の収穫時になると草丈は1.5メートルから2メートルほどになり、その茎に黒穂菌（くろぼきん）がつくことにより茎の根元の部分が肥大化して竹の子状になった部分が『まこもだけ』です。

味はほのかに甘味があり淡白な味ですので、幅広く料理ができます。
油との相性が良く中華料理では高級食材として扱われています。

特徴

『まこもだけ』はスーパーフードと言われ、現代人の生活習慣病予防にも効果があると注目されています。

マコモには、善玉菌（乳酸菌、ビフィズス菌など）が活動しやすい環境をつくる手助けをしてくれる成分が多く含まれています。

カリウムが多く、腎臓からナトリウムの排泄を促進するので血圧を下げる効能があり、高血圧の予防に良いとされています。
食物繊維が豊富なため腸内のナトリウムを取り込むことで、血圧上昇を抑制する効果が期待できます。

身体の中に溜まった毒素などを洗い流し、汚れた血液を浄化して、体内に溜まった老廃物のデトックス（お掃除）をしてくれる働きがあります。

マコモダケは不溶性食物繊維が豊富で、腸内環境を整えてくれます。便の量が多くなり、腸の働きを刺激することで便秘などに効果があることから、デトックス効果も期待できます。

体内の毒素を身体の外へ排出するホルモン(副腎皮質ホルモン)の分泌を促進するともいわれています。
免疫力アップのほかにも、ウイルス感染を予防する効果なども期待されています。

【まこもだけ】の主な成分

[まこもだけ成分表（100ｇ中/mg）※日本食品標準成分表による]

まこもだけ（茎、生）　21 kcal　たんぱく質 1.3　食物繊維 2.3　カリウム 240　リン 42

ご質問

Ｑ、外側の緑色の部分は剥いたところ、中に黒い点々がありました。これは何でしょうか？


Ａ、黒い点々はマコモダケについている黒穂菌の色素によるもので安全なものです。この黒穂菌のおかげで『まこもだけ』に成長することができます。そのまま安心してお召し上がりください。

おすすめの料理例

硬い皮をはいで、大きなものや、緑になっているところは、ピーラーで皮をむいてから使います。

たけのこのようにアクがないので、どんな料理にもお好みの調理方法でお召し上がりいただけます。

おすすめの調理法として、天ぷら、皮ごと黒焼き、炒めもの、中華、煮物、味噌汁の具など、ほどんどの料理にお使いいただけます。

ご注意ください

細いものは、皮ごと黒焼きがオススメ！しっかり焦げ目がつくまで焼くのがポイントです。

シーチキンと『まこもだけ』の炒め煮

新しょうがと『まこもだけ』の醤油煮。ピリッとした生姜の風味がたまりません。

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(送料が安く済みますが、気温が高いとマコモが傷む恐れがあります。通常の常温を選んだ場合、傷みによるクレーム返品はできません。自己責任でお選びください。)

⚫︎クール便
(クール代が加算されます。気温が高くても傷む心配もなく、安心してお届けできます。)
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現在、10月13日以降の発送予定